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この記事を読むとわかること
履歴書や職務経歴書にある志望動機欄。自分の経歴や持っている資格まではスラスラ進みますが、志望動機で立ち止まる…
書類を作成する上で難関と言ってもいいですよね。
私も必ず引っ掛かっていたので「なんて書けばいいんだよ!」と投げ出したくなる気持ちはよく分かります。
ただ、結論から言うと、コールセンターの志望動機を書くコツは採用担当者が見るポイントを抑えること。シンプルにそれだけなんです。
でも、採用担当者が志望動機を見るポイントが分からないと書きようがないですよね。
そこで今回は、コールセンター歴13年で採用面接を担当する私が、採用担当者が志望動機を見るポイントと書くためのコツをお伝えしますので、
- 志望動機がスラスラと分かりやすく書けるようになる
- 採用担当者があなたに魅力を感じる
- 書類選考を通過して面接へと繋がる
- 内定獲得の可能性が上がる
という未来も夢ではありません。

もくじ
志望動機の書き方のポイント【採用担当者の視点】
まず前提として、採用する側としては、長く働ける人・活躍できる人を採用したいと考えています。
その2つを判断するため、志望動機に記載された内容を以下の3つのポイントで見ています。
- コールセンターを志望した理由
- なぜこの会社じゃなければいけないのか
- コールセンターで活躍できる根拠
詳しく解説していきますね。
コールセンターを志望した理由
1つ目はなぜコールセンターで働くことを選択したのか。
選んだ理由を確認しています。
志望した理由が明確じゃないと意欲が低いと思われ、すぐに辞めるリスクが高い・育成しても活躍できそうもないと判断するから。

なぜこの会社じゃなければいけないのか
2つ目は、なぜこの会社を選んだのか、選んだ理由です。
会社にもそれぞれ社風や価値観がありますが、なるべく価値観が近い人材を採用したいと考えます。

選んだ理由が明確でないと、「別にこの会社じゃなくてもよくない?」と判断されます。
コールセンターで活躍できる根拠
最後3つ目は、活躍できる材料があるかを見ています。
新卒だと即戦力ではないのでポテンシャルや内面を重視されますが、中途採用が求められるのは即戦力です。
前職の経験や得たスキルを基に、コールセンターでも活躍できるかを判断します。

コールセンターの志望動機の書き方の流れ【4ステップでOK】
では、ここからは志望動機の書き方の流れを解説します。
先ほど採用担当者が見ているポイントを踏まえ、以下のような4つのステップで書き進めてみましょう。
step.1
コールセンターを志望した理由を述べる
step.2
志望した理由の具体例(活躍できる根拠)
step.3
志望した会社を選んだ理由
step.4
締めの言葉

STEP1:コールセンターを志望した理由を述べる
まずはコールセンターを志望した理由を伝えます。
STEP3の会社を選んだ理由と一緒に伝えても良いのですが、そうすると他の会社に書類を出す時には使えなくなります。
なので、会社を選んだ理由と分けて書いた方がいいです。

具体例としては以下のような感じです。
- コールセンターで経験を積んで市場価値を高めていきたい
- 人と会話することが好きな性格を仕事にも活かしたい
- 困っている人をサポートすることで人の役に立っていることを実感したい

STEP2:志望した理由の具体例(活躍できる根拠)
次に志望理由に具体例を加えて、採用担当者がイメージしやすい文章に肉付けします。
過去の経験やスキルと結びつけることがポイントですね。
具定例としては、
- 前職の営業職で培った提案力をお客様対応でも活かしたい
- 接客業で養われた会話力を活かしてお客様に寄り添える対応をしたい
- パソコンに関する深い知識を活かして困っている人の助けになりたい
といった感じで、過去の経験やスキルを今後どう活かしていくのか?までイメージできるようにしましょう。

STEP3:志望した会社を選んだ理由
次の志望した会社を選んだ理由を書きます。
この理由がないと、「ああ、この志望動機は使い回しだな。」と捉えられてしまい、いい印象はありません。
志望動機の中でも最も重要と言っても過言ではないので、しっかり考えて作りましょう。
具体例はこんな感じです。
- 企業理念の「感動を共に」という言葉に共感した
- 他の会社にはない独自のサービスを展開している
- 常に業界内で先駆け的なチャレンジを実践している
と、「この会社でなければどうしてもダメなんです!」ということが伝わるような内容にしましょう。

STEP4:締めの言葉
最後に締めの言葉です。
ここでは再び志望理由と会社を志望した理由を述べて締めます。
締めの言葉がないと、中途半端な文章となり「え?ここで終わり?」という印象を持たれてしまいます。
なので例えば最後に、
- 以上、前職の経験をコールセンター業務に活かせることと、企業理念に共感できることが志望した理由です。
といった締めの言葉で終えましょう。
コールセンターの志望動機の例文【経験者・未経験者用】
ここまでお伝えした内容を踏まえて、志望動機の例文を作成しました。
なお、志望動機は受信(インバウンド)か発信(アウトバウンド)によって分けた方がいいという意見もあります。
ただ、私はコールセンターの適性という意味では共通していると考えているので、受信と発信では分けず、経験者と未経験者でそれぞれ例文を作りました。
一緒に使える志望動機のテンプレートを作成したので、もしよければコピーして使ってくださいね。
コールセンター経験者の志望動機の例文
経験者のポイントは、これまでの実績と実績を証明する具体的なエピソードを記載すること。
具体的なエピソードを交えることで、説得力がかなり増します。
【例文】
①コールセンターを志望した理由
私が御社を志望した理由は、前職の経験を活かして御社の成長に貢献したいと考えているからです。
②:志望した理由の具体例(活躍できる根拠)
私は前職でもメーカーのコールセンター部門で勤務しており、年間で最も活躍したオペレーターに送られる表彰に3度選ばれたことがあります。評価項目は、CPH・応対品質の2軸で評価され、どちらもチームで3位以内に入っておりました。
③:志望した会社じゃなければならない理由
御社の企業理念である「挑戦」に魅力を感じ、自分の可能性に挑戦したいと考えたこと、理念が共感できる環境で自分の強みを活かせると考え、御社を志望致しました。
④:締めの言葉
以上、前職のコールセンター経験を活かせる環境であること、企業理念に共感できることが御社を志望した理由です。
CPH(Call Per Hour)といった専門用語を使っていますが、経験者であることをアピールするためです。

コールセンター未験者の志望動機の例文
未経験者は、全く違う業界での経験をどうコールセンターの仕事に結びつけるかがポイント。
ここも実体験をベースにエピソードを交えて書くといいですよ。
【例文】
①コールセンターを志望した理由
私が御社を志望した理由は、コールセンターで経験を積み、御社の成長に貢献したいと考えているからです。
②:志望した理由の具体例(活躍できる根拠)
私は前職で営業職を経験しておりましたが、対面だけでなく電話でも丁寧に対応することを心掛けておりました。その結果、営業成績はチーム内で3位を獲得したこともあります。その実績が認められ、3年目には後輩の指導役も任されることもありました。
③:志望した会社じゃなければならない理由
御社の企業理念である「感動を共に」という言葉に惹かれ、自分の考えと共感できること・営業経験で得た提案力・部下の指導経験を活かして将来はコールセンターで管理者となることを志したため、御社を志望しました。
④:締めの言葉
以上、前職のコールセンター経験を活かせる環境であること、企業理念に共感できることが御社を志望した理由です。
このように、過去の経験・得たスキルを具体的なエピソードを交えて伝えましょう。

志望動機を書き終えた後にやっておくといいこと
それでは最後に、志望動機を書き終えた後にやっておくといいことを2つお伝えします。
- 時間を空けて志望動機を読み返す
- 志望動機の添削を受ける
それぞれ解説していきますね。
時間を空けて志望動機を読み返す
志望動機の作成、お疲れ様でした。
「終わった〜」と背伸びをして、好きなことをしてリフレッシュしたら、改めて志望動機を読み返しましょう。
時間を空けて読み返すことで、文章のおかしな表現に気づくことがあるから。
書き終えた直後は、書くことに集中しているので、冷静に客観的な視点で見ることが難しいんですよね。
時間を空ける目安としては、書き終えて1時間後くらいがよいでしょう。あまり長く空けすぎでも内容を忘れてしまうので。

志望動機の添削を受ける
志望動機の完成度をさらに高めるのであれば、転職のプロに添削を受けるといいです。
私がおすすめするのは、「リクルートエージェント」「doda」「マイナビエージェント」などの転職エージェントを利用するといいでしょう。
私は3社全て利用しましたが、中でもリクルートエージェントが特に丁寧な対応をしてくれてよかったです。
ちなみに転職エージェントとは、登録すると専任の担当者があなたの転職活動を支援してくれるサービスです。
志望動機だけでなく、自己PRや職務経歴書など書類全般を添削してくれるので、書類選考の通過率を高めることができますよ。
完全無料で利用できますので、登録して支援を受けておいて損はありませんね。
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今回は「コールセンターの志望動機の書き方」についてお伝えしました。
まとめ
- 採用担当者は、「コールセンターを志望した理由」「会社を選んだ理由」「活躍できる根拠」を見ている
- 志望動機を作るときは本記事に記載された4ステップで作成すればOK
- 作成後は時間を空けて見直しと、転職エージェントを利用して添削を受けるのがおすすめ
志望動機を書くことに対して苦手意識を持っている方も、書くべきことを整理して1つづつ書けば難しくありません。
本記事でお伝えした内容はすぐに実践が可能な内容ですので、ぜひ今日から初めましょう。
しっかり志望動機を作って、理想の職場で働くことを実現させましょう!応援しています!

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